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建築設計事例:くーらばーら
敷地は甲斐駒ケ岳を望む緩い西向き斜面。ダイレクトゲインの採光のため東西に長い平面とし、敷地の勾配にあわせて玄関・台所・居間・寝室を階段状に配置しました。主要な部屋には東側の高窓から一年を通して朝日が差し込みます。東南アジアでの生活体験の長い建築主の考えで、作り付けの照明器具を極力少なくし、一部は持ち歩き式として必要な場所に持ち運べる方式を採用しています。
貴州トン族の住まいにヒントを得て、床の上で直接火を焚くことも出来るようにテラコッタタイルの床に直接炉を切りました。
南面外観 スキップフロアーの断面図
上:敷地勾配に合わせて床の高さが変化するスキップフロアーの断面図。



左:南面外観。
向かって左側が玄関件土間の入り口。戸締り用の出入り口としては勝手口があるので、玄関扉は用いていない。
その為土間の蓄熱スペースが広くなっている。
土間からスキップフロアーの居間・寝室を見る
上:土間からスキップフロアーの居間・寝室を見る。
スキップフロアーは土間・台所・ベンチ・居間・寝室と順次高くなるように配置されている。
天井の上りきった所に溜まる暖かい空気は、天井裏に設けた換気ファンで集め、ダクトを通して寝室の床下に噴出し床下を暖める。
その後、吊押入れの下から戻り再び室内を暖める。
土間からキッチンを見る
上:土間からキッチンを見る。
正面に見える土間より1段高くタイルが敷いてある所が食事スペース。食事スペースから居間に続く階段の高さを、土間部分ではベンチとして使う事の出来る寸法にしている。造り付けテーブルはガスコンロ台・配膳台・食卓を兼ねている。ガスコンロはビルトインではなくアウトドアでも使用可能な置き型タイプを使用。右手格子の裏側が食品庫。
寝室 左:寝室。
寝室の吊押入れの下は床下収納。地板は脱着可能とし、床下の暖気は地板に設けたスリットから出てくる。
また、畳の下の板も厚い杉板で仕上げている。

多人数の来客があった場合は、この畳を手前の床に並べ布団を敷き、板の間型の寝室として利用する。
寝室から土間方向を見る左:寝室から土間方向を見る。障子はすべて玄関脇の壁際に引き込み、南側を全面開口できる。この写真は障子を閉めたところ。
鴨居は書棚としても利用できる箱型デザイン。
正面ストーブ右手のテラスに出ると眼下には水田が広がる。
壁の間に組み込んだステンドグラスブラケット 壁の中に組み込んだ当社オリジナル制作ステンドグラスブラケット。
2つあり、裏側は食品庫と洗面所の照明を兼ねている。
寝室の襖に用いた建築主コレクションのジンバブエの紙(部分)。 ジンバブエの紙
スライスアンモナイト 珪藻土塗りの壁に埋め込んだ建築主コレクション。
この他にガラスピースも埋め込み、地層のようなテクスチャーを試みた。
ソファーベッド 東南面外観
上左:来客用ソファーベッド。通常はソファーとして使用し、来客時には引き出してベットとして使用する。無印良品のベットを加工している。
上右:東南面外観。敷地は道路から1段高くなった斜面。手前右側の地面の露出した所は、駐車場からのアプローチのため斜面を更に漉き取った跡。石積みなどの造成は行なわず、植栽により斜面を安定させる。