Alcedo Atthis Architect ・・ works-1works-2works-3DetailProfileConceptofficePassivNewsContact・・ Atelier

建築設計事例:黒板絵の家
まずは「パッシブソーラーハウスであること」、そして「シュタイナー的な世界を象徴するものを」というのがもう一つの希望でした。
講義録として知られるシュタイナーの黒板絵を念頭に浮かべ、焼き杉の壁を黒板に見立て、彩色チョークに替わりステンドグラスで創られた魚・花・獣・鳥・星・天使たちが生命の螺旋構造を象徴する廻り階段の周りに集まり、この家を見守っています。
テラコッタ仕上げのパッシブスペース 北面「黒板絵」をイメージした壁を見る
上左:テラコッタ仕上げのパッシブスペース。南面の開口部とキャットウォーク越しに冬の陽光を取り入れ蓄熱する。
上右:北面「黒板絵」をイメージした壁を見る。廻り階段を上る視線に沿ってステンドグラスを配置した。
「黒板絵」をイメージした壁のステンドグラス 腰掛を兼ねる和室スペース
上左:「黒板絵」をイメージした壁のステンドグラス。焼き杉板を黒板に見立てて張っている。ステンドグラスがもちろん「絵」です。シュタイナーはそうやって宇宙とか世界を表現した。離れて見てもイメージがはっきり伝わるように図柄は単純化した。
上右:土間に向かう縁側のように、腰掛を兼ねる和室スペース。向かい合わせにテーブルと椅子を置いて大勢が集まることも可能になる。
吹き抜けの3連照明 ボードバテンの外壁と玄関扉 玄関ホールの間仕切り扉
上左:吹き抜けを軽やかに照らす3連照明「KURAGE」(当社工房オリジナル)。
上中:ボード&バテンの外壁と玄関扉。手摺は鉄骨を折り曲げて作った。
上右:玄関ホールの間仕切り扉。オリジナルステンドグラスパネルはシュタイナーもしばしば用いたモチーフである「星・月・太陽」を表している。
南面外観 左:南面外観。
この後、ウッドデッキに木製手摺が付いた。
2階のバルコニーは屋根を支える梁から吊っている。
東面外観キッチンテーブル
上:キッチンテーブル。テーブル下で膝が当たらないように、V型の脚にしている。ウェイターがお盆を持つように3点支持でテーブルを支えた。
上:東面外観。外壁面に陰影を持たせるために、板壁の合わせ目に押し縁をつけた。真横から光が当たると写真のように影がくっきりと浮かび上がる。普通の板張りよりもローコストかと思われたが、施工者によれば押し縁を真っ直ぐ垂直に留めるのにはかなりの手間がかかったとのこと。
玄関には車椅子でもアプローチが可能な斜路を設けている。
「黒板絵」の裏側に当たる北面外観「黒板絵」夜景
上:「黒板絵」夜景。廻り階段に沿って点在するステンドグラスが楽しい。
上:「黒板絵」の裏側に当たる北面外観。東側道路向かいの松林の木立に呼応するようにこの板張り方法を採用した。