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建築設計事例:勝沼旧田中銀行
オレンジ色の壁がお洒落な、藤村式と呼ばれる擬洋風建築を修復設計しました。

勝沼旧田中銀行外観 修復した街灯
上:修復した街灯。 鋳鉄部分は写真を基に復元し、 ガス灯は勝沼町内に保管されていた古い照明器具を加工して使用しています。
上:勝沼旧田中銀行北側外観
板張りの木造部分は解体時に外壁に残っていた痕跡を発見し復元。オレンジ色部分は塗り替えていますが、灰色の窓枠や木製の窓や雨戸は修理して、オリジナルのまま再使用しています。

勝沼旧田中銀行外観
上左:勝沼旧田中銀行南側外観 ポーチ柱の色彩は表面風化部分を削り当初の色を調査し復元。屋根の一部くすんでいる所は戦争中、空襲を避けるために墨を塗った名残。歴史の事実を伝えるために、塗り替えずあえて残しています。玄関やバルコニーの雨戸の着色は「木目彩色」という古い手法。
上右:竣工時の写真を基にアルミダイキャストで復元したフェンス。残念なことにオリジナルは戦争中供出されたとのこと。
「田中」の「田」の字をモダンなデザインに取り込んでいるのが擬洋風の面白いところです。

勝沼旧田中銀行内観 左:勝沼旧田中銀行内観。
実は田中銀行は当初、勝沼郵便電話局として建設された。左側に見える格子扉のある部屋が当時の名残を残す電話室。
現在は地域のボランティアが管理して、見学用に開放されている。

勝沼旧田中銀行・レンガ蔵外観
上:レンガ蔵の趣きある鉄扉。
上の庇も煉瓦で作られている。
上:勝沼旧田中銀行・レンガ蔵外観
大正期に増築された煉瓦倉。煉瓦は実に長寿な素材です。屋根を葺き替えただけで見事に再生しました。大切にしたいものです。