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■民家の再生:五町田の家■ 寛政7年創建といわれている茅葺民家の再生工事。建築主は住宅メーカーの家で建て替える事を検討していましたが、最終的には愛着のある家を再生することを決断しました。土台の傷みが激しく建具も動かぬほど床が傾いていたので、屋根・壁・床の仕上材を一旦撤去しジャッキアップした後、基礎を設け、新しい土台と共に基礎に固定しました。寒い・暗いといった民家に多く見受けられる欠点に対しては、アルミサッシと断熱材で気密性と断熱性能を上げ、暗さについては「トップライトを設置する」「古い桁の上に新たに窓を設け室内の奥まで光を取り入れる」などの方法で対処し、明るく現代的な住まいとして生まれ変わりました。 |
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