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■民家の再生:古宿の家■ 山梨市牧丘町鼓川のほとり古宿集落に建つ民家の再生事例です。この地域の養蚕型民家の2階は間仕切りの殆ど無いワンルームになっています。現代の生活の為には建物の規模が大きすぎる為、再生にあたっては、主な居住スペースを1階に充て、2階は物置として使用することにしました。 暖気を建物全体に廻すようにと2階の床板はスノコ状に張られていましたが、今度は熱を2階に逃がさぬようにしなければなりません。断熱材を使うより板を厚くしたほうが民家らしいとの考えから、1階の天井にあたる2階床板には厚さ30ミリの杉板を敷き詰め、断熱性能と床の剛性を高めています。 |
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